こんにちは。
どうもやる気でないなーと思って部屋の湿度計を見たら、湿度が81%あったサトーです。
あわててエアコンをつけて除湿モードにしました。
湿度は高すぎるとよくないらしいですからね。しばらくして湿度が60%くらいになったら、ちょっと涼しく感じて快適になりましたよ。
みなさんも湿度には気をつけてください。
さいきん読んだ本の感想です。
この本は
著者が神戸女学院大学で2007年に行った、「メディアと知」という講義を書き起こし、加筆したものを2010年に発行したものです。
メディアの本来の役割とか、メディアの嘘とか、メディアとクレーマーについてなどが書かれています。
最後は贈与論と本と読書にまで話が及びます。
変化を好む?
気になった点をちょっと書きます。
本書の中で、メディアは変化を好むとあったんですよね。
特に戦争を好むと。
けれど今の日本のメディアを見ていると、そうも思えないんですよね。
まあこの本が出たのはだいぶ前なんですけどね・・・
たとえば、東京都知事選で立候補した蓮舫氏が「リセットする」と言ったら、それに対してテレビ番組の出演者たちが「リセットすればいいものではない」みたいなことを口々に言ったということを、X(旧Twitter)で見ました。
これは変化が起きようとしているのに、それを毛嫌いしているように見えるんですよね。変化は起こってほしくない、みたいな。
我が家にはテレビがないので、SNSで見たんですけどね。
今はウクライナやパレスチナで悲惨なことが起きているじゃないですか。
でも、それに関連するニュースを日本のメディアはあまり取り上げていないように見えるんですよ。戦争が好きなら毎日のように取り上げてもよさそうですよね。
日本でのパレスチナ連帯デモとかね。取り上げてますかね?
そして防衛費がバカみたいに膨らんでいて、戦争の臭いがしてきたのにそういうのもあまり報じられてないんじゃないですかね?憲法改正案とかね。
最近では何かが決まったあとに報道するスタイルが定着してる気がします。
だから昨今の日本のメディアは、変化や戦争は好まないんじゃないかなーと思うんですよ。まあこの本が書かれたのは10年以上前ですしね。
ちなみに、X(旧Twitter)を見ていてわかったのは、今テレビで頻繁に流れてるのは水原一平の話題だそうです。なぜアメリカにいる犯罪者にそれほど興味を示すんでしょうね?
まあ、あとがきで著者も書いていますが、本書は「すぐに賞味期限が切れるトピック」らしいので、しかも元になった講義が2007年なので、その時から日本のメディアもかなり変わったのでしょうね。
電子書籍
著者は電子書籍については否定的なようです。
私はこの本を電子書籍で読んだんですけどね。
私は電子書籍は重宝してるんですよ。
皿洗いしてるときとか、疲れて目を開けていられないときとか、寝っ転がって読み上げ機能で聞いたりしています。
『ハンチバック』では主人公が「出版界は健常者優位主義」と言って、読書のバリアフリーを訴えていましたが、私もそれに賛成です。
電子書籍は便利なんですよ。
なのでこの部分は私は賛成できなかったですね。
まとめ
とは言ってもですね、大学の講義が元になっているだけあって全体的に面白かったです。
以下は印象に残った言葉です。
「能力は開発するもの」
「他人のために働くとき(略)人間の能力は伸びる」
「問いをわざと矮小化して(略)意図的に勘違いしてみせ」る人たちがいる
「真に深刻な哲学的問題はただ一つしか存在しない。それは自殺である」というカミュの言葉
「メディアは金儲けのために作られたものではありません」
社会的共通資本の考え方
「教育の根幹部分は「子どもを成熟に導く」という目的のためにあり」
などなど、他にもたくさんありました。
興味があれば読んでみてください。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪

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