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『”風の谷のナウシカ”を生物多様性で語る坂田昌子氏講演【環境再生・生物多様性連続講座】』感想

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こんにちは。
ドキュメンタリー『ノー・アザー・ランド』が公開されたと知ったサトーです。
観にいきたいんですけどね、近くの映画館では上映してないんですよね。
ちょっと遠出しないといけないみたいなので、スケジュールを調整して、ぜひとも見に行きたいです。
 
 
 

この講演は

( ↑↑↑ 2025/03/04 11:36:00までアーカイブを販売してるそうです)
 
坂田昌子氏による、マンガ版『風の谷のナウシカ』を生物多様性の視点から読み解き、解説してくれる講演会です。
 
坂田氏は東京高尾山で生物多様性を守り伝えるために、ネイチャーガイドをしながら全国を回り、生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも参加しています。
要するに生物多様性の専門家です。
 
 

感想

私はオンラインで見ました。
風の谷のナウシカ』は若いころに映画を見て、直後にコミックを全巻読んだんですよね。
 
でもコミックの最後のほうは、ナウシカと誰か(覚えてない)の会話ばかりで、難しくて何を言ってるのかサッパリだったんです。
そのサッパリだった部分が、今回の講演を聞いてかなりスッキリしました。
 
コミックが手元にないので読み返すことはできないんですけどね。
やはりあの話は地球vs人間というか、自然vsナウシカになってるようだなーと改めて思いましたね。
 
 

印象に残った言葉

坂田氏の言葉で印象に残ったのは
山は命だと思ってないからできる」です。
どういうことかというと、山の木を伐採したり、トンネルを掘ったり、土砂を取るために切り崩したり、人間がやるそういうことは「山」を命または命の集合体だと認識しておらず、「物」として認識しているからできることだ、ということです。
 
確かになぁと、これはすごい納得しました。
私の住んでいるところでも平気で山を切り崩したり、道沿いの木を伐採(剪定ではなく伐採)したり、海を埋め立てたりしてるんですけどね。
 
ああいうことをなぜ平気でできるんだろうと考えても分からなかったんですよ。
まあ人間の安全性確保とかそういうこともあるんでしょうけどね。
 
でも有限である自然をあえて破壊しにいくことが、どうしても理解できなかったんです。
 
それがこの講演を聞いて、ああ、ああいう人たちは自然を命ではなく物として認識してるから、伐採や埋め立てが平気でできるんだなあと、すごく腑に落ちました。
おそらく建築物のない自然の風景を見ると、カネのなる山や海として認識するんでしょうね。
 
日本人も以前は自然に敬意を払っていたようですけどね。
どうやら最近では、資本主義や拝金主義が勝利したようです。
ただでさえ資源の少ない国なのにね。
私からすると長い目で見れば、自分たちの首を喜んで絞めているようにしか見えないですね。
 

内なる自然とは

坂田氏はそういうことを「内なる自然」と呼んでいました。
木だって枝を切られたら痛いと思うとか、人為的に作られた王蟲だって傷つけられたら苦しくて怒るんだとか、
そういう概念を、その人間が持っているかどうかということらしいです。
 
つまり、自然を「物」として認識しているから、「木だって枝を切られたら痛い」と思わない人・・・それが内なる自然を持たない人です。
 
ナウシカは逆で、内なる自然をもっていると。
だから王蟲にだって優しくするし、腐海や地球のことを考えた言動をするんですね。
 
ちなみに・・・ナウシカは内なる自然を持っているけれども、同時に必要とあらば平気で人を殺すんですよね。
そのへんは動物的というか、機械的というか、複雑な人物だなあと改めて思いました。
 

まとめ

長時間の講演でしたが、とても濃い内容でした。
 
やはりナウシカのコミックを買って、読み直してみたいですね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪
 
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