こんにちは。
SNSで話題になっていたアニメを大スクリーンで観てきたサトーです。
感動して観ながら涙したので、感想を書きます。
ストーリー
カスタマーへの配送途中で嵐にあい、輸送船から落ちてしまった
「最新型アシスタントロボット」のロッゼム7134ことロズ。
ロズが落ちたのは自然豊かな無人島だった。
島の動物たちに拒まれながらも、ロズはカスタマーを探して歩きまわる。
ある日、キツネと追いかけっこをしていたら鳥の巣を壊してしまった。
巣の中に壊れていない卵を見つけたロズは、その日から子育てをすることになる。
感想
この映画を観る前は、え~AIと動物の話か~なんか想像できちゃってかったるいな~とか思ってたんですけどね。
アメリカで評判がよかったらしいと聞いて、本当に〜?面白いの〜??と半信半疑で観にいったんですよ。
そしたらね、ロボットが主役なのにね、思わず映画館で号泣しそうになっちゃったんですよね。歯を食いしばってこらえましたけどね。
話としてはとてもシンプルで、AIロボットが小鳥を育てて成長させていくっていう感動ストーリーなんですよね。でもシンプルなだけに丁寧に作られていました。
たとえば、ロボットならではの愚直さでカスタマーを探すロズの姿や、それに対する生命体である動物たちの反応とか、
ロズが学習モードを使って人間関係ならぬ動物関係を学んでいって、関係を改善させていくとか。
そういうことを丁寧に見せていってくれるんですよね。でも不思議と退屈しないんです。
映像がきれい
それは、ロズと動物たちの交流が丁寧に描かれているというのもありますし、映像がとてもキレイだから、というのも理由の一つとしてあると思います。
CGアニメーションの得意な自然×動物×ロボットの描写で、ほとんど構成されてるんですよね。
人間は出てくるんですけど、ほんのちょっとだけなんです。
だからなのか、各シーンが無理のない美しさで、いつまでも見ていられそうでした。
ちなみに・・・ロズは異常に頑丈なロボットで空から落ちても、崖から落ちても、水に浸かっても、雷に打たれても壊れません。あの大きさなので屋外用に作られたため、あんなに頑丈なんだと思われます。調べたところ、ロズは映画の中で約34種類のバージョンが存在するようです。変化の描き分け!うへぇ。
感動ポイント
感動ポイントはいくつかあるんですけどね、ロズと小鳥のキラリの交流とか、ロズのキラリへの献身ぶりとか、最初は本当に機械だったロズと意思を持つ動物たちとの協力体制ができあがっていく様子とかですね。
人間ではないロズと、自然そのものである動物たちのとの交流が意外性はないけれども面白かったですね。
その積み重ねが、人工物 × 自然の奇跡として、予期していなかった感動をあたえてくれたわけです。
父権不在
観終わったあとにですね、なんであんなに見やすかったんだろう、素直に泣けたんだろうと考えたんですよね。
そしたらね、なんというかディズニーアニメとかでよくあるように「父権の象徴みたいにやたらとキレ散らかす男性」がいなかったのが、よかったのかなーと。
例えば『ウイッシュ』みたいに家父長制の長がキレ散らかして、それに抵抗する若い女性や子どもたち・・・みたいな構図が、私はもうお腹いっぱいなんだなーと分かりました。
そういう視点で見ると、母性というか、女性が支配者であるというか、主軸になってるというか、この映画はそういう世界観なんですね。
この映画でも力を持つ男性キャラというかオスは出てきます。
でもキツネはロズと対等な友だちだし、
クマは主張はするけれども支配はしないし、
ハヤブサも協力はするけど支配はしないんですよね。
唯一、家父長制の長っぽいのはガンのリーダー、クビナガですけどね。
彼はリーダー=導く鳥であって、やはり支配しようとはしないんですよ。
まるでヨーダのようだ。
他のキャラも見てみましょう。
ポジティブな声で怖いことを言う、この映画の最大の悪役といっていいタコ足(イカ足?)ロボットも女性の声でしたよね。タコ足が操る傭兵みたいな6体のロボットは男性の体つきでしたけど、あいつらに意思はなかったですよね。なのであいつらは長にはカウントしません。
人間はちょっとだけ出てきましたけど、その人間も女性だったしね。
なので、こういうアニメにありがちな「主人公が対峙する家父長制の長」がいなかったのが、個人的にはとても好感度が高いです。
われわれにAIが浸透したからここまで感動を呼んだのか?
さて、ロボットといえばAIで、AIといえば代表的なのがChatGPTですよね。
2022年11月にChatGPTが登場して、そこからあっという間にアクティブユーザーが1億人を突破したそうです。
2024年10月には2億5000万人、2025年2月現在では3億人が使っているとかいないとか。
それだけAIが私たちの生活に浸透してきたんですね。
なので、もしかしたらChatGPT登場以前だったら、この映画はここまで観客に響かなかったのかもしれないなーと思ったり。
ChatGPTや他の生成AIがここまで普及していたからロズを見て、観客は普段使ってるChatGPTとかCopilotとかに結びつけちゃって、ロズに親しみを感じたり、世界観をすんなり受け入れたのかもしれませんね?まあ本当のところは分かりませんけどね。
まとめ
ロボットでも人間でも「やるべき事」や「やりがい」を見つけたやつは、人生が変わるんだなあとしみじみしました。
字幕で観たんですけどね、ロズ役のルピタ・ニョンゴの声がロボットにピッタリでちょっと感動しました。
これからは、こういうAIのキャラが増えていくのかもしれないですね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪


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