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『台湾の歴史と文化』感想

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こんにちは。

さいきん読んだ本の感想を書くサトーです。

この本は

台湾に2年間住んだ経験のある筆者が「台湾の歴史と文化に関する入門書」として書いたそうです。

筆者は日本・中国・台湾の比較文学比較文化を専門としているとのことです。

人々の視点

この本の「三つの視角」として
「日本人が見た、日本語を通した台湾」
「地方から見た台湾」
「台湾と関わる人々の声に耳を澄ます」が挙げられています。

台湾と縁の深い人たちの残したものや視点を通して、台湾が語られていきます。

日本人の國分直一、前嶋信次、新垣宏一。台湾人の葉石濤、呉新榮、王育徳などの視点です。

高砂義勇隊とか二・二十八事件とかに関わった人の体験談とか、そういう話が出てきます。彼らが関わった少数民族の文化もちょっとだけ出てきます。

とはいえ、タイトルにあるようにガッツリの「歴史と文化」を期待するとちょっと肩透かしを食らった気分になるかもしれませんね。そういう意味では物足りなさがあります。

すごい額の寄付

この本を読んでみようと思ったのはですね、能登半島地震で台湾が約25億円の寄付をしてくれたじゃないですか。

www.nikkei.com

すごい額ですよね。もし逆の立場になった場合、日本が台湾に同じ額だけ寄付できるかと考えたら、ちょっとわからないんですよね。

もちろん感謝もしたんですけどね。

でも台湾と日本の歴史を考えたら、なんでそんなに親切にしてくれるの?!と驚きと当惑もあったんですよね。
それでこの本をちょっと読んでみたんです。

まあ、最近の台湾のことはこの本にはあまり書かれていなかったので、そこはわからなかったんですけどね。

でもまあ、やっぱり日本が台湾にしたことを考えればね、こんなに寄付してくれるのはなぜだろう??てなったんですよね。

本当に、台湾と台湾人はすごいなあと思いますよね。

日本の支配

さて、本の話に戻ります。
日本が台湾を植民地にしたのは1895年なんですね。

ちなみに関係ないけどシャーロック・ホームズが登場したのが1887年です。
1895年の日本では樋口一葉が『たけくらべ』の連載を開始したそうです。

で、その頃の日本は台湾で何をしたかというと、日本語を普及させようとして日本語で教育してたらしいんですね。日本の精神を植えつけようとしたと。
で、やはり体育会系のノリというか暴力で支配しようとしたらしいんですね。で、失敗しています。

で、日本という国はその後も同じことを繰り返していますよね?で、失敗していますよね。

なんだか恐ろしく学習能力の低い国だなーと思ってしまいました。日本がね。
日本人を暴力で支配できたから、他国民も同じように支配可能と考えたんですかね?相手に合わせるとか相手の特性を考慮するとかしないで、自分たちのやり方を頑なに押し通すクセがあるようですね?

失敗したときに適切なフィードバックがなかったのか、あったとしても受け入れなかったのか。いずれにしても失敗から学んでいなさそうです。

そう考えると、「暴力で支配し日本語を浸透させる」というのが最優先のようで、経済的発展とか文化とか多様性とか興味なかったように見受けられます。
で、今の日本を見てみると、やっぱり政治家とかが似たようなことをやってませんかね・・・?

「暴力」を「権力」に置き換えたらですね、かなりメチャクチャなことをやってますよね。

経済的発展とか文化とか多様性とかガン無視で、自分たちのやりたいことだけやってる一方、国民には重税や負担を強いてますよね。
あんま変わってねーなーというか、元に戻ったというべきか。本質的には成長しない国なのかな?と不安になりましたね。

まとめ

なんだか台湾より日本の話が多くなってしまいましたね。

この本の中で一番ハッとしたのは、1950年頃の台湾は、「日本と比べると女性の地位が相対的に上昇していた中国社会の影響を受けて、台湾の女性たちの社会における活躍も始まった。」との箇所です。

逆に言うと、”日本の影響を受けなかったから、女性の社会における活躍が進んだ” とも取れますね?

うわあぁぁ・・・ってかんじです。
だから日本は・・・というね、もうね。

このあたりを読んでいて思ったのは、日本は常に家父長制とかヒエラルキーとか日本精神とか年功序列とか訳わかんないものばかりに重きを置いてるのに対し、
台湾は「知力」を優先してきたんだなあということです。
知性とか知識とか勉強とかですね。

おそらくこの違いが現在の日本と台湾の差に繋がってるんではないかと、個人的には思います。

オードリー・タンが活躍し、日本に多額の寄付をしてくれた台湾ですよ。
まだまだ興味津々ですね。

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

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