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『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』感想

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こんにちは。
雑談は苦手なサトーです。
さいきん読んだ本の感想です。

この本は

モルガン・スタンレーGoogleに勤務した経験のあるピョートル氏が、
日本のビジネスマンと海外のビジネスマンの雑談の内容や質を比較したものです。

日本のビジネスマンの雑談はこういう具合だよね、こういう会話はやめたほうがいいよ、海外の人はこういう会話をしているよ、というかんじで具体例がいくつか出てきます。

著者の主観が多い印象ですが、それでもエッセイ本になっていないのは、海外の人の雑談のマナーや暗黙の常識を混ぜ込んでいたり、日本においてもすでに古くなった価値観や会話を指摘していたり、具体例を用いてハウツーを紹介しているおかげだと思います。

読んでいるうちに、あれ・・・これって日本のビジネスマンに敬意を払っているようで実はdisってる?と思わなくもないのですが、先進国の常識がある人から見れば、日本のビジネスマンには物申したいことが山ほどあるんだなあ・・・ということがよく分かりました。

日本のビジネスマン

この本には「日本のビジネスマン」という言葉が何度も出てきます。

主語が大きすぎやしないか?と思ったんですが、幅広い層に訴求するにはこれくらいでいいのかもしれませんね。
サラリーマンでないところがミソです。
あくまでビジネスマンです。

この本のすごいところ

個人的にこの本がすごいと思ったところを書きます。
内容も面白かったんですが、それ以上にタイトルが凄いなと思いました。

もうすでにどこかで言及されてるかもしれませんが・・・

実にうまいタイトルの付け方ですね。
本文中にある主語は「日本のビジネスマン」なのに、タイトルは「世界の一流」なんですよね。

おそらく、よくある日本の新書みたいに「日本のビジネスマンはここがダメ!」みたいなタイトルだったら主語が大きすぎるのと、頭ごなしのダメ出しが反感を買っていたかもしれないですね。

でも、タイトルの主語を「世界の一流」にしたことで、論点ずらしというか視点ずらしが成功しています。そのおかげで著者が本当に改善してほしい日本のビジネスマンへのdisが緩和されているんですよね。

本書の内容は日本の、主に中高年のビジネスマンはデリカシーのないワンパターンで無益な雑談はすぐにやめろということになると思うんですね。

だけど、それをタイトルに出してないのがすごいなあと。

まさに世界レベルのエリートが考えそうなタイトルですね。
タイトルでターゲットをdisって下げるんじゃなくて、ポジティブなワードで意識を向上させてるんですよ。

タイトルの主語を「日本の」じゃなくて「世界の」にしたことで意識高い系を惹きつけられるし、無用なクレームや炎上を避けられますよね。

あと、日本人は世界からどうみられているかを気にする民族なので、世界標準をまず先に持ってきて(アンカリング)、世界標準からするとあなたちちはこのように見えるんですよ!と人目を気にする人たちの心をくすぐっています。

実に上手いやり方ですね。タイトル考えた人は天才ですかね。
個人的にはそこに感動しました。
まさに世界レベルの仕事だなと。

ピョートル氏

著者のピョートルという名前はどこかで聞いたことあるなーと思ったら、ニューエリートの著者だったんですね。

モルガン・スタンレーGoogleを経験したことがあるとのことで、
さすがとしか言いようがないですね。

内容もさることながら、タイトルの付け方がたいへんあっぱれな本だと思いました。

興味があれば読んでみてください。

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

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